［世界の葬り方散歩］

ここでは、世界で行われている（いた）様々な埋葬方法について解説いたします。

途中解説者の主観が入っているものもございます。

ご容赦ください。

火葬

遺体を焼却する、日本で最もポピュラーな方法です。火葬の後、お骨を拾ったりしますよね。

土葬

文字通り、遺体を土に埋めます。火葬に対して否定的な宗教も多く、海外では土葬が好まれることが多いそうです。

自然葬

お墓ではなく、海や山など自然の中に遺体や遺灰を還します。エコ、なんでしょうか。

水葬

遺体を海や川に沈めます。日本では難しい方法ですね。インドのガンジス川流域等で行われているようです。

花葬

L'Arc-en-Cielの曲にもありますね。たくさんの花を祭壇に飾り、弔いの気持ちを込めて故人を送ります。

鳥葬

チベット仏教に伝わる伝統的な方法。職人が遺体の皮を剥ぎ骨を砕き、ハゲワシが食べやすくします。それによって天に運ばれ、他の生命への施しになるのだとのことです。実際の様子を映像で見たのですが、かなり衝撃的でした。

獣葬

ハイエナなどの動物に遺体を食べさせる埋葬方法。マサイ族の文化だそうです。生命の力を自然に帰す、のだとか。

屈葬

遺体の手足を折り曲げた姿勢をとらせた埋葬方法。行った理由としては、胎児の姿を真似ることによる再生への祈りだそうです。

塔葬

チベットで最も名誉ある埋葬方法。遺骨や灰を霊塔の中に収めるのだそうです。

樹木葬

墓石の代わりに樹木を墓標として故人を弔う方法。

風葬

遺体を風にさらし風化を待つ方法。かつては日本でも行われていたとか。

洗骨葬

一度土葬をしている遺体を、ある程度の期間が過ぎた後で掘り起こして、綺麗に骨を洗った状態で再度埋葬する方法。

冷凍葬

死んだ人間を冷凍保存して後に蘇生させるなんて、すごい考えだと思う。いくら将来的に医学が進歩したとしても不可能なのではないでしょうか。実際に、冷凍葬を行ったケースの記事を読んで思いました。

宇宙葬

遺灰を小さいカプセルに詰めて、人工衛星に搭載し宇宙へ打ち上げる方法。何だかロマンチック。

鍋かぶり葬

死者の頭にすり鉢や鍋をヘルメットのようにかぶせて葬る方法。異常死した死者に対して行うのだそうです。名前の付け方が雑。

ジャズ葬

ジャズが演奏され参列者が踊ったりするなどお祭りのような雰囲気のお葬式なのだそう。素敵ですね。石崎ひゅーい氏の「第三惑星交響曲」という曲に「ロックンロールが流れる葬式とか」という歌詞があります。わたしはそんなお葬式をしてほしいです。

食葬

遺体を食べます。パプアニューギニア東部の高地に住むフォア族にあった習慣だそうです。

二回葬

遺体を火葬せずに埋葬し、数年後に白骨化した遺体をお墓から出して洗骨するという二度に分けて行う埋葬方法です。

［葬オリジナル埋葬方法］

プラスチック葬

プラスティネーションに着想を得ています。ググってください。

異次元葬

宇宙に葬ってもいいなら異次元に葬ってもいいと思いました。遺体を異次元に葬ります。跡形もなく、エコです。

姦葬

遺体を愛してあげることで葬るという方法です。屍姦の「姦」という字を使っていますが、屍姦とは違う解釈です。

断葬

遺体をバラバラに切断します。切断した部位をそれぞれ異なる葬り方をしてあげることもできます。

※Wikipediaさんや、WEB上の記事を参考にさせていただきました。

※また「葬」では必ずしもそれぞれの埋葬方法を忠実に行うわけではありません。

解説：AO・しそみやまれお（プラスチック葬&異次元葬）